JOURNAL
ジャーナル
「Nobby NBS1100」でつくる最旬サロンスタイル
近年、ストレートパーマ施術に加えて、スタイリングでも頻繁に使用される「ストレートアイロン」。
サロンワークでこれを日常使いしている3名のヘアデザイナーに、最旬スタイルを提案してもらおう。
hair design_Yusuke Nishidate [BEAUTRIUM]
make-up_Minami Sasaki[BEAUTRIUM]
photo_Yohei Kichiraku
PROCESS
前回の縮毛矯正施術から半年経っている状態。
とくに顔周りはクセが強く、根元から大きくうねるクセと細かい生えグセが入り混じっている。
1剤軟化後、顔周りは髪が自然に落ちる角度でパネルを引き出し、根元からしっかりテンションをかけてアイロンスルー。
設定温度は180度。
全頭を根元から毛先まで「ヘアケアモード」でアイロンスルー。ヘアケアモードは、毛先に向かってプレート温度が下がるので、縮毛矯正履歴のあるハイダメージ毛でも安心して施術できる。
hair design_Tsutomu Kasugaya[SORA]
photo_Yohei Kichiraku
PROCESS
フロントセンターは一番高さを出したい箇所。根元から毛先までアイロンスルーした後、左手で毛先を持ち上げて数秒間キープし、ふんわりしたクセをつける
フロントはアップステム気味にパネルを引き出し、毛先をねじる。ねじった毛束に対して根元から垂直にアイロンを入れて、毛先が内巻きになるようにアイロンスルー。
耳周りなどボリュームを出したくない箇所はダウンステムでパネルを引き出し、毛先をねじる。ねじった毛束に対して根元から垂直にアイロンを入れて、毛先は外ハネになるようにアイロンスルー。
hair design_Kyori [LIM]
make-up_Huka Nishio [LIM]
photo_Yohei Kichiraku
PROCESS
細かく毛束を分けとった後中間からゆるくねじり、毛束の真ん中に平行にアイロンを入れる。毛先に向かって山折り、谷折りを交互に繰り返し、波状のクセをつける。前髪以外の全頭に波状のクセをつける
耳上に浮きをつくるため、薄く毛束をとり、根元を起こすようにアイロンスルー。
前髪は薄く毛束をとり、流したい方向とは逆に毛束を引き出しながら、毛先にカールをつけるイメージでアイロンスルー。
多くの美容師から愛用されてきたストレートアイロン『Nobby N BS1000』が『NB S1100 』にバージョンアップしてリリース。縮毛矯正からスタイリングまで網羅した同アイロンの特徴を紹介しよう。
① スピーディな立ち上がり
180度までわずか約40秒と、忙しいサロンワーク中でもすぐに使えて、お客さまをお待たせしない。
② 根元から施術しやすい耐熱フェルト
頭皮や地肌に近づきやすい短い前髪でも、プレート周りは耐熱フェルトつきなので、熱くなりにくく安心。
③ テンションと滑りが好バランスの新コーティング
キレイなストレートヘアを生み出すため、プレート表面はテンションを保ちつつ、なめらかな滑りを実現した新コーティングつきなので、熱くなりにくく安心。
④ スタイリッシュな黒ボディと赤のエンドリング
サロン空間にもマッチする細身のデザイン性と機能性を併せ持った1台。プロ仕様の証・赤いエンドリングが高級感を醸し出す。
⑤ ニーズによって選べる3モード
通常のノーマルモードの他に、復熱の早いパワーモード、毛先に向かってプレート温度が下がるヘアケアモードを搭載。
⑥ サロンワークで大活躍!ラク抜きプラグ
レバーを押すとかんたんに電源プラグを引き抜くことができる。
COMMENT
西舘祐介さん
[BEAUTRIUM]
『NBS1100』を使用してみて、気に入った機能が「ヘアケアモード」です。ダメージの強い毛先の施術ではプレート温度が自動的に低くなるので、熱ダメージを最小限に抑えることができます。あとコンセントを抜きやすくするレバー(ラク抜きプラグ)がついているのが便利。このような細かい気遣いが素晴らしいと思います。
にしだて・ゆうすけ/1987年生まれ。青森県出身。仙台ビューティーアート専門学校卒業後、『BEAUTRIUM』に入社。現在、同南青山店のスタイリスト。
粕加屋 努さん
[SORA]
最近のメンズスタイルでは、ストレートアイロンを使って束感仕上げにすることが多いです。『NBS1100』は、短い髪もきちんとキャッチできて、使用感が非常に良いですね。
また、スイッチをオンしたら、40秒ほどで使用できる温度になる立ち上がりの速さは、忙しいサロンワークにおいてうれしい点です。
かすがや・つとむ/1988年生まれ。東京都出身。国際文化理容美容専門学校卒業後、『SORA』に入社。現在、同学芸大学前店のチーフ。
京里さん
[LIM]
最近はサロンワークでも仕上げ時に毛先のニュアンスづけなどで、ストレートアイロンを使用する機会が増えてきています。『NBS1100』はプレートに耐熱フェルトが巻きついているので、もみあげや前髪など地肌がぶつかりやすい箇所も臆することなくアイロンを入れられます。
きょうり/1986年生まれ。京都府出身。関西美容専門学校卒業後、『LIM』に入社。
現在『nu+LIM』の副店長。
※取材記事掲載:ヘアー&ビューティマガジン『 meme mag ミームマグ』